10.31.2012

クリスマスを迎える準備

クリスマスまであと2か月という頃からクリスマス関連商品が売り出されるようになった。ちょっと気が早くないか?いや、これは気が沈みがちは長く暗い冬を楽しませようとする抗鬱作用を狙ったのか、はたまた単なるクリスマス商戦か?と、無い頭を捻りつつもグリューワイン好きなワタシとしては単純に嬉しい。
 
カロリーが気になるレープクーヘンもシュトレンもゲストを迎えた時に食べれば良いのだ。




10.28.2012

嗚呼筆記用具

ペンがない。

いや、店頭には「へっ?これだけの(質の)ペンがこんなにも(値段が)するの?」という品質のペンが並んでいるが低価格高品質の日本のペンに慣れ親しんでいるワタシにはちょっと手が出ない。

渡欧前のリサーチが甘かった。ドイツ滞在時はそれほど不自由した記憶がなく、今回も必要ないと思っていたのだが、その直前までカナダに住んでいたので感覚が鈍っていたのだと気づいたのはつい最近。

どんなに嘆いていてもペンは降って来ないのでさっくりTigerで入手。気に入った3本で10kr.のゲルペンは消耗も早くすぐなくなってしまう。赤いペンだけが溜まって行くばかりである。渡欧後スーパーで安売りのペンが売り出される度にあれこれ試してはいるが、未だ気に入ったペンには出会っていない。

消しゴムも衝撃的だった。文房具屋(というより本屋)で見かけた消しゴムは眩暈がするほどのお値段だったのでTigerの3つで10kr.の商品を使ったのだが、消しカスが固まらない。そういえば消しゴムのカスって固まらないものだったんだなと、なかなか感慨深かった。

ノートも高い割には裏に滲んで・・・。嗚呼、書いていて悲しくなって来たのでこの辺で止めておこう。




10.24.2012

Reklamer Nej Tak

珍しく良いシステムだなと感心したのが「チラシお断り」のステッカー。これを郵便ポストに貼っておくだけでチラシ、フリーペーパーの類が一切入ってこない。引越し直後にポストに入っていたのだけれど、うっかり紛失しても申請すればまた送ってくれたりもする。






10.21.2012

Efterårsferie

秋休みの週末は義実家に集まった。土曜日出発の予定だったが、急遽金曜の午後に。「3時に兄が迎えに行くから」という彼からのメッセージに気付いたのは1時過ぎ。何故かお掃除スイッチが入り、家中を掃除し、ゴミを出し、さらにもう一度(その日3回目の)洗濯機を回して洗えるものは全て洗い切った感が清々しかった秋の午後。

巣立っている子供達(義兄、彼、義妹の3兄弟)は同じ町に住んでいる為頻繁に会っているが、実家でくつろぐのはまた一味違う。それに加えてお義母さんの「食べなさい」攻撃が待っていた。空腹を迎えることなくやってくる美味しいお食事&お菓子。滞在していた2泊3日で食器洗い機が少なくとも5回は回っていたのをワタシは見逃さなかった。というか、夕食(しかも美味しいローストビーフ)直後の胃のどこにデザートが入るのだろうか?ワタシは辞退したが2.5Lのアイスクリームはこの週末であっさり消化されたことを考えると恐ろしい。日本を離れてからまだ体重の増加はしていないが、このままキープ出来る自信はない。 今回は散歩でカロリーを消費出来たが、クリスマス休暇はランニングマシンに頼らざるを得ないのか。

 近所の森の散歩道。ドイツでよく見かけた「この道は○○m」的な標識は一切なかった。

10.14.2012

デンマークで DIY

デンマークで DIY は Gør Det Selv と呼ばれ(GDSとは略さないらしい。そもそも短いしね)、Bauhausなどで何でも揃う他、大型スーパーにもちょっとしたコーナーが設けられているほど、身近な存在である。

この夏ひょんなことから材料がタダで手に入ったので、ワタシも DIY デビューすることになった。使った道具は義兄から借りている穴開けドリルとお義父さんから借りている大工道具のハンマーとノミとノコギリと IKEAで買ったスクリュードライバー。 響きは良いが、いかんせん初心者のワタシ。お昼休み中の彼にドリルの刃の変え方を電話で聞くことから始まるという情けないスタートである。木材をさっと清掃し、木目の綺麗なものとそうでないものを分けて仮置きしてみて足りないことはなさそうだと本格的に取りかかった。軒下の地面が他より下がっていたので、上げて他に合わせようという作戦だ。目指すは段差のない通路。

先ず、ハンドル式のノコギリで枕木もどきを作ろうとしたのだが、このノコギリがまず使えない。引くだけで押せないしなるノコギリは後に押せるようになったのだが、今度は勾配付の地面に泣かされた(これはレベル出ししなかったワタシが悪い。そもそも一切寸法を測らなかったワタシは何を考えていたのだか)。案の定2/3はやり直したのだが、グラつかない水平な基礎を作るのがこんなに難しいなんて予想すらしなかった。10mもないのにね。

次にたわんだ木材と真っ直ぐでないコンクリート壁に泣かされた。コンクリート壁の向かいであるコンクリートブロックも所々ずれている(流石に大型のコンクリートブロックを掘り返す勇気はなかった)。ひどく反り返った部分は削り落とし、何度も配置してはコンクリート壁(とブロック)に当たる部分をノミとハンマーで削って何とかはめ込み何とか形になった。

スクリューが足りなく前住人の置いて行った(壁に埋め込まれていた)物を使ったのだが、十字のクロスではなく星形のスクリューにわざわざ変えるのも、ひと手間かかったし、水はけが悪そうな場所の基礎にはブロックを使ったり、雨樋カバーの部分は円錐型に彫って木材が当たらないように工夫したりと見えない箇所に手間暇かかっている。途中雨にも中断されて完成まで3日かかったが、設置一か月以上経ってもグラついていないので良しとしたい。

全て一人でやったと言いたいところだが、写真右奥の木材を何本も切ってガチガチの筋肉痛だったワタシに夕食を作ってくれたのは彼。

10.07.2012

DBA

Den Blå Avis、略して DBA は Claigslist のデンマーク版と言った位置づけだろうか。先日の Genbrug に比べてやや小ざっぱりした品揃いである。まぁ、あちらの商品は寄付された物なので当然と言えば当然なのだが・・・。

連絡が取れた時には既に買い手がついていたり、実物を見に行ってもやっぱり買わなかったりと、一筋縄ではいかなけれど、新品にこだわらない商品がそこそこのお値段で手に入るのはやはり嬉しい。ワタシはここで自転車を手に入れた。


「引き取りに来てくれるならタダで上げます」という商品もある。見ているだけなら楽しい。