10.07.2013

コミカレに敗れる

労働許可は下りたけれど、働く場所もないし、通勤手段も限られてるので、さらさら仕事など探していなかったのだが、いかんせんヒマ。このままだとアタマが溶ける、と、近くのコミュニティーカレッジ(以下コミカレ)のコースでも取ろうかとカタログを手にとったのだが、ドイツ語の人気のなさをつくづく実感させられた。じゃ、仕方が無いのでスペイン語でも取ろうと言う柔軟性にも欠けるワタシに残された道は英語のブラッシュアップ。せっかく英国にいるのだから、英語の資格が一つや二つあっても悪くなかろう。

早速電話でその資格のレベルのコースが開かれているか確認するも、散々たらいまわしにされた挙句、スッキリした回答が得られず、レベルチェック時に直接講師に問い合わせる事にした。

話は逸れるが、車がなければ何処にも行けない田舎住まいのワタシにはフラッと出かけるコトが不可能で、日中車が必要な場合は朝晩は彼の運転手を務め、車を確保しなければならない。こんな些細なコトがぐうたら主婦には良い刺激になるのである。と言うか、すっかりペーパードライバーに成り下がったワタシには心臓に悪い一大イベントなのだ。しかもワタシ達の車は新車。傷もつけたくなかったので休日の車が空いている日に車庫入れの練習に巨大駐車場を構えるコミカレまで出向く必死振りである。

で、やって来たレベルチェック当日。いつもより早起きして彼を会社に送り、冷や汗流してコミカレまで運転して行ったにも関わらず、ここまで念入りに事前準備をして来たにも関わらず、「アナタに合うレベルのコースはオファーしていないわ」のつれない返事。よくよく話を聞くと移民向けのコースしか開催していない様子。比較的大都市の近郊の語学学校の情報を貰っただけで終わってしまった(いや、そこに行きたくないから近場のコミカレで手を打ちたかったのだが)。

のらりくらりとした電話対応やら、講師の英語の資格の知識やら、イギリスの洗礼を受けていることを実感したコミカレ長期戦。生殺し的に敗北ですわ。