国際結婚について(現地での婚姻について)


国際結婚されているカップルは日本で先に手続きをされている方(いわゆる日本式)が多く、
現地で申請する場合についてあまり情報が得られなかったので、今回自分が用意した書類について記しておきたい。
(この情報は申請する国・自治体により異なると思うのであくまで参考程度にして下さい)

ワタシが出国前に婚約者から用意を促されたのは、
ワタシが独身であることの証明=婚姻要件具備証明書の原本と英語版+アポスティール


踏んだステップは、まず戸籍謄本を入手。
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それを以て法務局にて婚姻要件具備証明書を申請する(要印鑑、身分証明書、戸籍謄本)。
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その証明書をしかるべき言語に翻訳(個人での翻訳を受け付けないこともあるとの情報により、翻訳会社に委託)。
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今度はその翻訳を公証人役場で認証して貰う。
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その認証して貰った翻訳をまた法務局(民事行政部総務課)で公証人押印証明を貰う。
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こうして翻訳が原本の内容と間違いがない事を証明してようやくアポスティールを申請。

ワタシはそこまで急がなかったし、地元から離れていたので
戸籍謄本の郵送での申請からアポスティールを受けるまで3週間を要した。
翻訳も入手していた情報の金額より見積り価格が高かった為、公認翻訳家ではなく一般の翻訳家にお願いした。
通常、翻訳をした本人が公証人役場へ赴くようで、
案の定、ワタシが「翻訳内容に間違いはない」と一筆書くことになったが、公認翻訳家の見積り価格の半額で済んだ。
原本と英語版では発効日が異なった為、アポスティールの申請書はそれぞれに添付した。
外務省へは郵送にて申請。レターパックライトにて追跡したところ月曜日着、木曜日発送のスピード発行だった。

現地の自治体へは二人で出向いた。提出したワタシ側の書類は
婚姻要件具備証明書の(見向きもされなかった)原本とその英語版とパスポート。
婚約者側は身分証明書のみ。そして二人でサインした書類が2部。
何も問題なく、1週間後に式の予約を済また。教会婚ではなく、自治体の一室にて。英語でお願いした。

渡欧前、アポスティールを貰う前の時点で書類をスキャンし、自治体で問題がないか調べて貰っていたので
それほど不安はなかったが、ワタシが提出した書類はコピーを取られて原本が返却されたのには驚いたし
(事前に聞いていたが)データ化が進んでいるので婚約者の出生証明も必要なかったし、
平日なので立会人も市の職員である。合理的過ぎて素敵だ。

式当日は割り振られた時間内で「I do」を済ませ、
婚姻証明書(デン語と国際版)を受け取る。これにて現地での婚姻に関する手続きは完了。

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