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7.15.2013

物欲に屈した妄想

日本を離れ、もうすぐ一年が過ぎようとしている。すっかり飛行機に弱くなった為か、一時帰国の意思も予定も全くないのだが、もし一年前の日本にいたワタシに戻れるなら何を持って来ていたか考えてみたい。

・文房具
 嗚呼、筆記用具でもさんざん書いたが、これほど Made in Japan の文房具を欲するとは予想すらしなかった。フラットになるホッチキス、引っ張ってもブレないテープカッター、薄くて使いやすいバインダー、きちんと穴があく穴あけ機(って普通の要求なんだけど)、使い勝手の良い関数電卓(いや、これは単に慣れの問題だが)、ちょっとしたノート、滲まないペン、インクが漏れないペン、乾燥しないペン、インクが途切れないペン、ペン、ペン、ペン・・・。ずっと書いていて手が疲れないペンなんて、高望みはしていないんだけどな・・・。

・最低限の調理器具
 日本食はあれば食べるけど、無くても平気というワタシでさえ、無くて困ったもの。それは菜箸。
 たまにはうどんでも食べるかな、と探しても探してもなかった面棒。(パン作りの)ガス抜き面棒でうどんを伸ばすことになるとは・・・。餃子の皮は試していない・・・。
 ご飯茶碗やお味噌汁のお椀なんて、持ってきても多分使わないんだろうけれど、うどんやラーメンのどんぶりは欲しいな。手に入ったが最後、麺しか食べなくなったりして・・・。
 ちょっとした小皿や取り皿(まぁ、セットで買った食器しかない我が家が悪いのだけど)。
 茶漉し付きの急須/ティーポット

・食品/調味料
 たまに食べたくなるのがお蕎麦やうどん。乾麺をもっと持って来れば良かった。
 粉末だしとか、こだわりがあるならお茶とか。

・書籍
  あれもこれも捨てず/売らずに全部持って来れば良かった。鍵編みの入門書とか、手芸の本とか。デンマーク語の文法本とか。

コンタクトはこっちに来る前にまとめて購入しておいたし、面の皮が厚いのか化粧品はどこのでも良い。基礎化粧はこっちの方がオーガニックの敷居が低いのか安く買えるみたいだから、今後の課題はクレンジングオイルを探すくらいか。流行にも疎いので服にこだわりがあるわけでもない。それなのにどうして日本から送った荷物があんなに多かったのかは未だ謎だ。

6.18.2013

デンマークの洗礼

徐々に増えつつある体脂肪のサポートもあってか、一層ツラの皮が厚くなって来た気がするデンマーク生活11ヵ月目。何だかんだやらかしても大して気にもせず、のらりくらりと過ごしている。例えばスーパーでのブドウの量り売り。てっきり一袋いくらで価格表示がされていると思い込むも、実はグラム当たりの単価で、レジで青くなった経験が何度もある。もう一つが自転車。こちらの女性は細いようでも結構目方がある。台風並みに風の強かった日にそんな彼女等が自転車を降りて橋を渡っているのを横目に自転車に乗っていたら、案の定強風に煽られて車道に吹き飛ばされそうになった。流石に命が惜しかったので踏ん張ったら、筋肉がつって3週間ほど何をしても痛かったとか、他にもいろいろあった気がするのだが、思い出せないのは確実に中年に近づいている証拠だろう。

これらの取るに足りない、自らの招いたミスは全くの自己責任にて処理出来るのだが、そうでないコトはまるで意思表示すら出来ぬまま洗礼式を行われる赤子ではないか。理不尽である。

その一つがビザ関連。冬に一段落した手続きは、残るはOpholdskortを受け取り、テストに受かるだけとなった。しかし、寝ても待ってもカードは届かない。すっかり忘れていた頃に、滞在延長手続きをされたという方のブログを読んでさすがにまずいと思い、移民局に確認してみた。案の定コミューンの手違いで処理が中断されたままだった。電話上で(コミューンがないがしろにしていた)情報を伝え、3週間程してようやくOpholdskortが手に入った。ウチのコミューンは出来る子だと思っていたのに、やれやれ、である。

もう一つの洗礼的事件と言えば、散髪だろう。 電話で予約後、デンマーク的には良心的な値段のネットで評判の良かったヘアサロンに向かったのだが、これもOpholdskortに勝らぬも劣らない勝負だった。

コーヒーを頂き、息子さんがアジア旅行中だというスタイリストと世間話(というか、やっぱりこちらはお客様、色々褒めてくれる)をした後に出来上がったのは、ザ・アジア人 in Europe だった。あんなに「内側を梳いて」とお願いしたのに、落武者が座敷童に変わっただけだった。 もちろん、前髪はオン・ザ・眉毛、パッツンである。

友達も出来、行動範囲も広がり、ある程度は何でも出来るようになったデンマーク生活11ヵ月目。そもそもデンマークに洗練された技術など求めてはいなかったが、まさか洗礼の返り討ちに遭うとは思わなかった。まだまだ修行が足りないようだ。


渡欧時に手放した Melitta のコーヒーポットの後釜発見!と、 Kræmmermarked で義母に買って頂いたのは、言われなければ全く気付かないであろうロイヤルコペンハーゲンのティーポット。注いだ時に蓋が落ちないデザインで、食洗機でガンガン洗ってもビクともしない程がっしりしているので、大雑把なワタシにぴったり。あまり使い道がなかった頂きモノの鍋敷きもようやく日の目を見るようになった。何だかんだ文句を言いつつも恩恵は享受しているデンマーク生活。割と気に入っている。

4.09.2013

我が家のスポンジ

おお、この脳内容量確保用ブログとしてデンマークにあること、こちらに来てから考えていたこと等を吐き出しているブログポストも今回で50を数えた。お陰様で軽くなった頭ではくだらないアイディアが浮かんでは消えて行き、たまに情報通過過程でネットにひっかかったネタが3,4常時調理され、新しいネタが入り込んだらそれが最後、古いアイディアは完成度に関わらず自動更新によってワタシの手を離れて行く。

嗚呼、こんなワタシが吐き出すコトなど、例えば食器洗い洗浄機でプラスチックのタッパーを洗う時には水力で吹き飛んでしまわないよう、設置すべきだとか。芽キャベツだけは強力で、うっかりお皿に残っていたまま設置しようものなら、まぁ大変。数時間後にはカピカピに、しかし色鮮やかに密着したお皿とご対面することになるとか。まず、トリビアにすらならない(ME、新居の洗濯機おめでとう)。

こんなくだらないブログなのに訪れて下さってありがとうございます。という訳で、普段のお礼を兼ねて、前回のお約束通り我が家の彼こと北欧男子について書こう。というか、家事分担について。

語学学校が始まるまでの半年間は、ゴミ出しは彼の仕事。裁縫、炊事、洗濯、掃除等と、しつけ以外のさしすせそはビザ下り待ちのワタシの担当だった。しかし、学校が始まってから徐々に彼が活躍する場面が増えてきた。 何のことはない、宿題こそ少ないけれど学校に拘束される時間があることには変わらず、段々と口数が少なくなっていくワタシから何等かのシグナルが発せられたらしい。彼がそれをキャッチして行動に出始めたからである。ワタシ達は全くというほど、まずケンカをしないが、この要因としては以下が挙げられる。

・根本的な価値観がほぼ同じであること。
・それ以上に彼の精神年齢が高いこと。
・そして彼のアタマが良いこと。

彼を見ていると「アタマの良いヒトとはこういうヒトを言うのか!」と、関心することがしばしある。オンとオフの切換や、フローまでの持って行き方。そして特筆すべきは彼の危険回避能力の高さだろうか。上手いくらいにここというポイントで救いの手を差し伸べてくるのである。夕食は一緒に作る事が多いのだが、手順とかもわりとすんなり覚えてくれる。そして、我が家では作り手が変わっても、食卓に上る献立はあまり変わらない(おっと、レパートリーが少ないのはここだけの秘密だ)。あと丸く掃除機をかけるワタシに対し、彼は隅々までかける。パンケーキも彼が作る方が美味しい。

まるでスポンジが水を吸うようにぐんぐんと家事を学んでいる彼。夕食を作り終えた時には片付いているという状態まであと一歩だが、そんな彼が圧力鍋を操る日も遠くはない筈。 楽しみだな。

 イースター休暇で出されたケーキ。実はこの他にケーキはもう一つあった。どれだけケーキ好きなんだか。

4.02.2013

プラマイ 5:1

結婚して以来、抱き続けて来た疑問がある。かなりくだらないのだが、「妻はスキンケアをいつ行うべきか?」というものだ。世の中の奥様方はパック姿を旦那様にさらしてらっしゃるのか、旦那様のカラスの業推にも負けずにパパっと済ませるのか。それとも旦那様が出勤されてから至福の時を楽しむのか?いずれにせよ早く解決策を見い出さないと、シワが出来そうで怖い。

スキンケア以外で結婚してから出来なくなったコトに、本を読めなくなったコトが挙げられる。金銭的余裕云々の問題ではなく、ぶっ通しで読み抜く時間が持てなくなったからだ。ご飯を適当に済ませ、明け方までウツラウツラページをめくることがどんなに贅沢なコトだったことか!このままもっとつまらない人間になってしまうのは、シワが出来るよりも怖い。

そんなワタシを察してか、とある週末、彼が家を空けてくれた。むふふとベッドに本を持ち込み快楽を貪るワタシ。移住準備で読めなくなっていた本の続きを追うが、何だか内容があまり喜ばしくない。せっかくの一人の時間なのに、もう本の選択を誤ったとしか思えない。思いっきり掻い摘んで書くと、

・そもそも人間はプラスよりマイナスに気付きやすい。
・そしてカップル間でのプラスマイナスは5:1だ。プラマイゼロなど、長期的な関係を築きたければ考えないコトだ。

端折り過ぎて何言ってるの?って感じだが、例えば夫婦同士では相手がしてくれたことのプラスより、してくれなかったことやマイナスとして現れたことの方が気付きやすい。そして、何か1つのマイナス(失敗等)を回復するためには最低プラス事項を5つをしなければいけないのだ。何故格言に「他人を非難する事なかれ」的なものが多いのか、何故(何かネガティブなコトをされた)相手はそのことについてネチネチ言うのかがようやくわかった気がする。お皿洗いを1回忘れたら、そのマイナスを相殺するために必要な回数が最低5回だなんて、なんて罰ゲーム?とも思ったのだが、そんなマイナスばかり気づきやすい関係の中で、離婚割合が半分だなんて、みんな頑張ってるのね?と思ってしまうワタシは根本的な所で何かが抜けているんだろう。ちなみに(地域によって差があるのだろうが)この日本語での「ネジが足りていない」は英、独、デンでも「ネジが緩い」で通じる。素敵だ。

っていうか、このブログポストは、そんなプラマイ 5:1を全く気付かせることなく結婚生活を送らせてくれている彼について少し書こうかと思ったのだけど、ご飯の用意が出来たのか、彼が呼んでいるので、また次回。

イースター限定のビール。今日も平和だ。

3.26.2013

Bit-O-Honey and Lakrids

安心して欲しい。ブログタイトルのBit-O-Honey というキャンディーバーとラクリスだが、決して一緒に食べているわけではない。

何故わざわざググってまでそんな古いキャンディーを引っ張り出して来たかというと、大学の心理学の味覚と記憶の授業でこれを扱っていたから。確か出ていたのは中年女性の例で、若かりし頃付き合っていた恋人の記憶とBit-O-Honeyが結びついていた。残念ながらその恋人とは別れてしまったが、十数年ぶりに、Bit-O-Honeyを食べたらその恋人のことを思い出して、現時点では幸せな結婚生活を送っているのにもかかわらず、思わず泣いてしまったとかなんとか。だから何なの?って話だが、そんな教科書そのまんまの体験を最近ワタシがしたのだ。

未だ日本人に圧倒的な不評を得ているいラクリスだが、もともと北欧経験者のワタシはラクリスが食べられるし、ある程度の愛着すらある(そしてラクリスティーは美味しい)。基本的にお菓子は買わないことにしていたので、自ら進んで食べるコトはなかったが、ついに禁断の箱を開けてしまったというか、リンゴを食べてしまったというか、買ってしまったんですよ。ラクリスを。しかも北欧N国で食べていたのと同じものを。

もう、あの頃のやるせない気持ちとか、感情とか、出来事とか、青い空とか、お気に入りの靴とか、習慣とかが、わっと溢れて来て、処理に戸惑ったけど、一番困ったのはそんなノスタルジックな感情やセンチメンタルな記憶や甘酸っぱい過去や淡い思い出ではなく、「あの頃の方が勉強していた」という記憶。いや、漠然とはわかっていたんだけどね。多分、気付きたくなかったんだよね。うん。


もうすぐ(労働交渉決裂でいつまで続くかわからない)春休みだから、大人しくデンマ語でもすることにするわ。



親族間の集まりでの一コマ。中央のかろうじて7時から11時の間で残っているのがラクリスケーキ。
それにしても、どうしてトリガーがブラウンチーズではなくてラクリスだったんだろ?

3.12.2013

期待しない力

先日の春の陽気から一転して、一気に「暖かくない日常」に戻った。何のことはない、暖かかった頃にわずかに点けておいた暖房を消したのだが、それををすっかり忘れていた為、ダブルで寒く感じただけである。スイッチひとつで快適な生活環境が得られることはありがたい。それはさて置き、思わず感心した出来事があった。配管工が工事を終わらせてくれたのだ。しかもデンマークとしては驚異的なスピードで。



しばらく留守にすると水の跡がくっきり残る、きちんと水が止まらない蛇口に彼が業を煮やしたのが火曜日の夜。ワタシ達の住んでいるアパートは賃貸なので、修理は大家の了解がいる(勿論経費の負担も大家だ)。大家に連絡したのが水曜日。木曜日か金曜日に工事の業者が来るという。在デン8ヵ月のワタシが受けた印象では、この手の業者さん達も朝は早い。一件目のアポが8時とか普通なのだろうが、流石にそこまで早いのは勘弁との旨を伝えておいた。

出社を遅らせて彼がスタンバイしていたが、全く連絡がないまま木曜が過ぎた。金曜日、「今日もダメだったね」と彼が仕事に出かけてから業者がひょっこり現れた。確かに午前中とは言え、予定を軽く1時間オーバーだ。だからと言って、帰って貰う訳にはいかない。全く心の準備が出来ていなかったワタシが持ち合わせた全てのデンマ語を駆使して状況を説明し、こちらの要望を何とか伝えた。職業云々でひとくくりにするのは嫌だが、彼等に英語が通じないことが多い(だからこそ彼に待機して貰っていたのだが)。

そんなワタシの心配をよそに、業者さんは嬉しいサプライズと共に作業を終わらせてくれた。


サプライズ(其の壱): 
玄関で靴を脱いでくれた。 そんなコトをしてくれた業者はキミが初めてだよ!

サプライズ(其の弐): 
業者さん: 「今は手持ちの部品がないから30分後にまた来るよ」 → ホントに戻って来た(以前、帰ったまま戻ってこない業者がいたな・・・)

サプライズ(其の参): 
ワタシ: 「遅くても○○時には家を出る必要があるんだけど」 → 時間余裕で作業終了!


作業終了後の水回りは当然掃除がなされた形跡が全くなくて、ぐちゃぐちゃだったし、かけておいたハンドタオルも使われて思いっきり汚れていたけど、終わり良ければ全て良し。取り換えた古い蛇口も業者さんが持って行ってくれたではないか(ウチには取り外された後再利用の予定など全くない古い換気扇がありましてね・・・)!



無駄なストレスを消費することなく快適なデンマーク生活を過ごすのに必要なのは期待しない力だと密かに思う。

クリスマスの飾りのパターン。日頃大雑把に見える彼等だけど、単に出来ないフリをしているだけだと思う。論点はそこではなくて、“Power of Low Expectations”を「期待しない力」としか訳せないワタシの日本語の方が問題だ。嗚呼、どうしよう。

2.19.2013

慣れない

もっと寒い所に住んでいたコトがあるし、もっと高緯度に住んでいたコトもあるし、雪もばっちこいだからと、割とデンマークへの移住も深く考えず来てしまった。そして暖かい家族に支えられ、のほほんと暮らしていたらあっと言う間に半年が過ぎた。カルチャーショックが件の菊ぐらいで、ここまで来てしまったのは、ヨーロッパで暮らしていた下地があったからだが、敢えて突き詰めるなら社会との接点がなかったからという一言に尽きる。 語学学校が始まるまでの冬前半は外に出る必要もなく、始まってからも早起きを強制させられている訳でもないので、相変わらずユルい生活を送らせて貰っている。これが持ち家で雪かき必須とか、朝早くから家を出る必要があったのなら話は変わっていた筈だ。

そんな生温い日々の中、こちらのメディアにも親しまず、情報に疎い生活を送っていても、こちらでの夢を見るようになった。英語圏でも約半年で、現地の夢を見るようになったので、時間的には差はないのだが、対勉強量で比較すると喜んで良いのか分からない。まぁ、ワタシの夢の中での登場人物は一切言葉を発せず、意思疎通はテレパシーで行っているようなので、潜在意識でのワタシのデンマ語レベルは限りなく低いことには変わりないだろうが、脳も変化に対応してくれているようなのがちょっと嬉しかった。これまでのビザ等あらゆる手続きを含めても、一番辛かった経験が自転車での坂登りというくらいだから、デンマークでの暮らしもあながち悪くはないと思うし、悪いなと思いつつも頂いたプレゼントを交換してしまうので、それなりに適応しているのかもしれないが、それでも慣れないコトはある。

例えば住所。 近くだからと言ってストリート名を番地で分けるだけで、同じストリート名が幾つもあるのには慣れない。イメージ的には「非」という漢字の右編の縦線がメインストリートで、小脇に走っている横線がサブストリート。そのサブストリートが1-20、21-40、41-60と分かれている感じ。次のストリートの標識が見えないほど離れている距離でこれをやられると、結構凹む。学習能力がないので当然何度か泣かされた。

そして自転車。ドイツを離れてしばらくしても何故か全力で漕いでしまう癖はなかなか直らず恥ずかしい思いをしていたのだが、こちらでは自転車専用通路の中でも大人しく右側を走っていればサイクルファナティックに野次を飛ばされることもないので、自分のペースで走っている(のはうっかり左側を走ろうものなら罵倒されるから。逆走した日には何が待っているのだろう?)。そしてペダル式ブレーキにも手信号にも慣れたが、信号待ち時等に右側に重心をかけて待ち、左足から漕ぎ出すのが出来ない。これが自動車で発進が出来なければ田舎道ででも練習しようとなるのだろうが、いかんせん自転車。なかなか癖が抜けない。夏までには・・・。

あとはケーキ類の甘い物。 コーヒーなしでは決して流し込めない。もはや糖分の塊としか思えないのは何故だろう。ここまで来ると慣れないというより相容れないと言った方が近い。



先日の来客時に用意した物。夕方4時頃にお腹に収めたらその日はもう何も入らなかった。ちなみにアイシングが取れているのはベーカリーから直帰出来ず、ワタシがあちこち連れまわしたから(計算通り、取れてくれた)。ショーケースの向こう側のケーキは4割増くらい美味しく見える。

2.12.2013

薔薇と菊と日本人

「お義父さんはお花をくれなかった」、「お義父さんはお花をくれなかった」、「お義父さんはお花をくれなかった」というお義母サマの長年による(小言)英才教育により、義妹は婚約者にお花を求めるように育ち、彼は女には花が必要なのだということを何となくは理解するようになった。(義父の名誉の為に敢えて書かないが、そう言われても仕方ないかな?と思えてしまう回数なのだ。嗚呼、名誉挽回ならず。お義父さん、残念。)

結婚してから生花が切れたことはないというのはさすがに誇張し過ぎだが、それでもお花をプレゼントしてくれることは多いと思う。とは言っても贈られるのは日本のようにフラワーショップでアレンジされた繊細で美しい花束には程遠く、スーパーの一角に売られているワンコインで買えそうな商品だ(決して文句をつけている訳ではなくて、日本のように様々な種類が取り扱われている訳ではないけれど、花との距離が近いというか、割と手軽に買える)。「どんな花が好きなの?」と聞かれてもスーパーでワタシの好きなトルコ桔梗は見かけない。植物名にも疎いので適当に薔薇と答えたワタシを待っていたのは切られただけのフレッシュな薔薇の束。文字通り、旨い話には棘がある事を身を以て知った新婚当初であった。

前置きが長くなったが、先日ある出来事があった。彼が買って来てくれた花が菊だったのである。

長年あっちへフラフラ、こっちへフラフラと自由(しかし残念)に育ち、参列も過去10年はしていないワタシですら衝撃が走った。こんなに残念でも日本人だったのだ。その場は笑顔で取り繕い、後にこっそりググったが、彼には何も話していない。彼の好きな花は菊なのである(そして花の持ちが良いので実はワタシも好きなのだ)。

いつか機会があれば伝えようかと思うが、来日時のワタシの家族へのプレゼントが菊の花でないことをこっそり祈るのみである。



 こんな所にも、菊。
しかし、この記事を書く直前まで「菊と刀 」がハル・ライシャワーによるものと誤って記憶していたワタシはやはり残念だった。

2.05.2013

嗚呼筆記用具(其の弐)

そういえば最近、冬の間寒さで固まっていた自転車のギアチェンジが再び出来るようになった。春が一歩、また一歩と身近に感じられるようになるとペンがない、筆記用具が高いと文句を垂れていたのが遥か昔の出来事に感じられる。

新学期が始まる頃の本屋ではノートの類がきれいさっぱり売れ切れていて、在庫切れ。見事にすっからかんになった棚の前で、どこか東の国で起こったであろう出来事に、しかもこの2012年に先進国であろうデンマークで体験出来るなんてと半ば関心すらしていたが、渡欧半年も過ぎると予防線を張るというか、変に「期待しないこと」が上手くなり、日本スタンダードな商品に巡り合えるとラッキーと思えるようにまでなった。まぁそんな機会はまずないのだが、ショックを受ける回数は減った。人間の自己防衛機能とは良く出来ている。

以後、未だに高いとは思いつつも仕方なく それなりの4穴のノートを見つけるも、穴の開け方が雑なのか、刃が鈍いのか、スムーズにページがめくれたことはなく、割と頻繁にストレスにさらされている。ワタシは次のページに進みたいだけなのに。そしてあれこれ試しているつもりだが、ペン探しの旅は終わらない。こちらで安く手に入るペンは0.6mm、0.7mmと若干太めで漢字なんて書けない(そもそも書く機会もないのだが)。日本からこちらに持ってきた細めのペンも一本、また一本となくなって行くが、買い足したペンでアンダーラインを引こうなら無残にも裏ページが滲む。ワタシの辞書の紙質が悪いと言えばそうなのだが、全くをもってデンマーク語を勉強しようと思えないのだ(おっ、上手くまとまった)。

しかし年明けのスーパーでどう見ても フリクションとしか思えない “Magic” Erasable Pen なるものを発見。これは荒れた北欧文房具砂漠に咲く一輪の花とばかりに買い求めたが、しばらくキャップを外しておくだけでインクが出づらくなったりと、言いたいことはかなりある(が、悔しいかな、一番のお気に入りだ)。こちらの筆記用具に慣れるまで、思ったより時間がかかりそうだ。


今まで試したA4は罫線が28と34の二種。あらかじめ穴をほぐしページをめくることをようやく覚えた2013年の春。最近はチェーン店のBog&ideの商品(で諦めている)に落ち着いている。

1.29.2013

そういうヒトにワタシはなりたい



デンマークでは法律がわりと頻繁に変わる。夏に自転車を入手したが、その直後にした事と言えば自転車用のライトを購入した事だった。ドイツ同様皆さん結構なスピードで走り抜けるので、こんなライトで大丈夫か?と内心やきもきしていたが、去る秋に法律が変わり、写真上のライト(2度続けて後部用の赤いライトは盗まれた。くっ。)では対応出来なくなった。一時的な手間は増えたがこの動きには同意する。今では駐車場に止める度に取り外せる型の、より強力なライトを付けている。

そして年が明けて自動車免許に関する法律も一部変わった。 ワタシが属するコミューンは割と出来る職員が揃い、こちらで結婚の手続きをした際はバッサバッサと書類を読み倒し、先月の住所登録もすんなり済ませてくれたのですっかり信用していたが、今回はその自動車免許で苦戦させられた。

こちらの医師による健康診断書と共に日本で作成した免許証の翻訳と手数料(と確かパスポート)のみでデンマークでの仮の免許証は発行されたのだが、中々二重所得が可能な事を理解して貰えない。こちらも大使館による証明なしの免許証の翻訳を提出したので、なかなか強気に出れない。

やむなく帰宅後、大使館に問い合わせ、その旨が説明された書簡を入手。そして二重所得が認められる条項が記されたJustitsmisterietのページを見つけ出し、そのプリントアウトと共に後日トライしても「新しい法律では如何なる国の出身者でも二重所得は認められない。」の一点張り。その日はまだ法律が施行される前なので粘ったら、その職員が警察署で受講したという法律改正に関する資料の一部を見せてくれた。まさかオリエンテーションをしてまで周知徹底させているとは思わなかったのでフェイントを食らい、思わず納得してしまった(と言うか、コペンハーゲンに保管されている免許証を取り戻す場合、必要になる期日の3週間前にその申請をしなければいけないのだ。デンマークは九州と同等の面積と記憶していたのだが、九州ってそんなに大きかったっけ?かの王国の自治体と警察の間には思った以上の距離があるらしく、色々脳内で情報処理をしていたら自分の番が終わっていたと言った方が正しい)。

しかし、その新しい法律とやらをどの方向から眺めても二重所得に関する変更箇所が見つけられないし、書類を依頼したのが施行前と言えど、大使館ががその法律改正について知らない筈がない。再度大使館に問い合わせ、コミューンに向かう。2度目に対応してくれた自信に満ち溢れた職員は見当たらず、優しそうな年配の職員に対応して貰ったが結果は同じ(ってか、どう思い返しても2度目の職員がやり残して放置された書類を片付けていただけに見えたんですけど・・・)。最終的には窓口で(事前に了解を頂いていた)大使館に電話をかけ、直接職員に説明して貰うという情けない結果となった(大使館の皆様、その節はご尽力賜り誠にありがとうございました)。大使館の職員の方はコミューンの職員にわかって貰えたから多分大丈夫であろうとのお言葉を頂いたが、不安は拭いきれない。まぁ、いいや。なるようになるだろう。

それにしても、あの2度目に対応してくれた職員の溢れんばかりの自信はどこからやって来るのだろうか?あの自信と共に生きる人生とは、一体どのようなものなのか。あの自信をほんの少しだけ分けて貰えないだろうか。他人に被害を与えない条件に限り、正直なりたい。

スーパーで見かけたデンマーク版ハロウィーン(fastelavn)の衣装の1つ、Red Ninja。 一体、何を翻訳して「なる」になったのか?その単語が何だったのか気になって仕方がない。翌日、彼に見せようと試みるも既に完売だった。Red Ninja、何になろうが個人の自由だ。なりたいようになるが良い。ただし、あのコミューンの職員だけはだめだ。

1.09.2013

プレゼント交換

冬至を過ぎてしばらく経つが、確実に日が長くなっていて、何だか嬉しい。長く暗い冬を忘れる為にクリスマスを盛大に祝うのか、その煩わしいクリスマスストレスにより冬鬱になるのかは分からないけれど。

そんなデンマークで初めて迎えたクリスマスも、ツリーの処分とプレゼントの交換に伴いようやく終了した。長かった。

ツリーは紙のリサイクル日に合わせ、さっくり処分。Wish Listのリクエスト以外でサプライズで頂いたプレゼントはキッチンガジェット2点とガラス製のキャンドルホルダーに変わった。そして差額の5kr.まで戻って来た。無常にも交換してしまってすみません、お義母サマ。大事に使わせて頂きます。

後は春の訪れを待つのみ。



こちらはクリスマスを過ぎても現役。首なしサンタと河童スノーマン。キャンドルホルダーは2個に増えた。


1.02.2013

クリスマスは終わらない

年が明け、義実家のクリスマスツリーを片付け、お世話になった部屋を片付け、最後の洗濯機を回す。そしてアパートに戻った後、真っ先に手を付けたのが、我が家のツリー。ひとり「北斗○拳」ごっこ再び、である。

(おかんアートを探せ)


デコレーションを外し、ツリーを外に出し、落ちた針を片付けるも、それだけでは終わらないのがクリスマス。

実はお義母サマから頂いたプレゼントのうち一つがほんの少し自分のテイストと合わないので、どうしようかちょっと迷っているのだ。少し足してGeorg Jensenのボウルでも買おうかと思ったが、実際の商品を手にしてみると少し小さい。結局変に悩んで決められなかったが一か月以内なら交換OKなので、近いうちにまたお店に足を運ぼうと思っている。

それにしても二桁は軽く頂いたお義母サマからのプレゼントの数々、そのうち交換するのが一つだけだなんて、お義母サマ、良くわかってらっしゃる!

12.26.2012

Jul 2012

さて、クリスマス。用意したプレゼントを持って義実家へ。

ライトを外し、ベランダからクリスマスツリーを家のリビングへ移動させる。前回の訪問からずっと外で飾っていたので、ツリーも新鮮な状態を保っている。そして前日までツリーそのものを鑑賞する(って、新しいなコレ)。星のみを装飾したクリスマスツリー。しっかりとした枝ぶりとスタイルが美しい。

今回もお義母サマの美味しい料理を堪能。そしてVanillekranseを作る(のはお義母サマと義妹)。お義母サマがハンドルを回し、搾り出て来た生地を義妹が受け止めサークル状にする。これは確かに一人では作れないし手間暇かかっている。昔ながらのKransekageは義妹が今年は初めて一人で作った(らしい)。クリスマスのプレッシャーかお菓子への愛か、ワタシにはまだ出来そうにない。


そして前日。ツリーの飾り付けを済ませてプレゼントをツリーの下へ・・・。


手前のキャンドルは義妹がアレンジしたもの。階下に下りて行ってしばらく見ないな、と思っていたらちゃっちゃと作ったらしい。もう、さすがとしか言えない。 



ダックとポークのグレイビーが唸るほど美味しかったクリスマスディナー。膨れたお腹が回復した頃にクリスマスキャンドルに火を灯し、件のクリスマスソングタイムスタート。火に気をつけながらツリーの回りをくるくる回る。手にはリーフレット。結構スピードが速くて、アルコールも回る。って、お義母サマ、息が上がってますがな。

そしてプレゼント開封タイム。やっと座れると思ったのはワタシだけではない筈だが、なかなかどうして、落ち着いて座っていられない。プレゼントを受け取ったら今度はその人が渡すプレゼントを選び手渡すのだ。そして、ワタシ達夫婦は、本当に沢山のモノを頂いた。来年のクリスマスに「あら、去年(2012年)のクリスマスに5年分上げたわよ」と言われても驚かないし、逆にそう言って貰った方がラクなくらいだ。ありがとうございます、ありがとうございます。 ちなみに包装紙だけでゴミ袋(特大)が一杯になった。

さすがにもう何も食べないだろうと、何も出て来ないで欲しいと思った先にはRisalamandeが待っていた。これに備えてメインのお肉等はセーブしていたつもりだけれど、それでもキツい。アーモンド目当てでがっつり取り分けられた義兄のお皿を眺めるだけで満腹度が更に増して、完食するのに苦労した。

これからインテグレーションやら何やらでデンマーク人化が求められても、胃袋だけは無理だと密かに思う。

12.23.2012

Merry Christmas and Happy New Beer!

クリスマスショッピングを済ませ、今日もぬくぬくとアルコールを煽りながらクリスマス当日の歌の練習に勤しんでいる。この年でクリスマスソングなんて、飲まずには歌えない。いい大人が手をつないで歌いながらクリスマスツリーをくるくると回るなんて、と笑っていたら練習にもならなかった。まぁいいや。

いつしかのGløggの記録からしばらく経つが、また手当たり次第試した。

写真はないが、チョコレートフレーバーのGløggはワイン含量が60%越えで、アルコール数も高かったが、お値段もダントツだった。 自分では飲まないのに試させてくれてありがとうございます、お義母サマ。

写真一番左の1911はスウェーデンのglögg。スウェーデン語って響きも可愛いけれど、子音が重なって綴りも可愛らしいなぁと思うのは無知の成せる技だろう。余り印象に残らなかったスタンダードな味だったが、スウェーデン産ってだけで本場な気がしたのは、雰囲気に酔っていたからだと思いたい。

写真左から2番目はデンマークのLuksus Julegløgg。クリスマスに関係した事でもないけれど、この「高級な」を意味する単語“luksus”が乱用されている気がすると思ってしまったのはそこまで高級な味はしなかったからか。とにかく残念。

で、クリスマスビール。右側3本はクリスマスビール。 もうバイキングがどうだとかの云々なしで我が家では季節モノという位置づけだ。これらが冷えてなかった日はなかった。一番のお気に入りは写真中央のJacobsen。アルコール度数が普通のビールより高いから、きっと糖分も高かったのだろう。嗚呼、恐ろしい。年が明けたらしばらく肝臓を休ませなければ。

12.19.2012

Juleræs og Julehygge

彼がワタシへのクリスマスプレゼントを買いに行くと言うので、冷やかしついでにモールに付いて行った(当然、別行動だけど)。

ヒトで溢れる店内。ガラス越しに覗いてみると、どのお店も忙しそうに対応に追われている。CD/DVD/ゲームを取り扱うお店や台所関連商品のお店などは、レジ前で客が列をなしていて、一体何の修行かと?

クリスマスを迎える準備は飾り付けの苔やら何やらを用意する頃から始まっているらしく、クリスマスカードやプレゼントやら、そして当日の料理に嫌気がさして海外に出るヒトも少なくはないらしい。

だけどクリスマスストレスはデンマークに限った事ではないし、欲しい物リスト(Ønskeseddel)が公開されているのであれば、同じものを買わないように配慮するだけで、お財布と相談する以外、あれこれ悩む必要がなく、ドイツと比べるとそのストレスは少ないのではと勝手に考察するが、ワタシはデンマーク人でもないし、そのストレスの受け方も人それぞれなのだろう。

まぁ、用意するプレゼントの数が少なく、ゲストを受け入れる準備も食品の買い出しもすることもなく、ひたすらビールやらグリューワインやら試しまくった後に「ママン、お腹すいた」と義実家に帰るだけのワタシにはクリスマスストレスを語る資格すらないだろう。




先日義実家に帰省した際に頂いたキャンドルの数々。「ついつい買っちゃうのよねぇ~」って、お義母サマ、ダンボールひと箱ギッシリ埋まってますがな・・・。いえ、ありがたいです。ありがたいです。ありがとうございます。他にも、あれこれ既にクリスマスのウィッシュリストの半分位頂いてしまった。嗚呼、早く稼いでお返し出来るようになりたいわ(って、語学学校すら始まってないけど)。

義妹(彼女も、ひと箱貰ってた)とお揃いのアドベントキャンドル(左)は一見可愛いけれど、燃えている部分が頭(帽子)なのがシュール。
他の2本の太めのキャンドルも外側の部分が溶けずに残ってしまい、どう対処して良いのか分からない。火を消した後、柔らかいうちにカッター等で切り取るのが良いようだが、サンタキャンドル(右)は最後までノータッチの予定。おっと、燭台が足りていないのはここだけの秘密だ。

12.16.2012

Juletræspynt

クリスマスツリーが我が家にやって来てからしばらく経つ。何かと寂しかったツリーも残り物には福があってか、さっくりと半額以下で装飾品が手に入った。これで35kr.(520円位)。


リボンをつける(もしくは付け替える)だけでゴージャス感アップ。吊るす飾り物用のリボンも売られていて迷わず活用。残りは手元にあった不揃いなリボンを一斉消費ですっきり。

花綱(?未だ名称不明)を流れるようにセットし直すも結構難しい。そして、ひとり「北斗○拳」ごっこ開始。アタタタタタと針に攻撃されながら飾り付けをする。我が家のツリーは針が細いタイプで、刺さると痛い(嗚呼、頂きモノにケチをつけている訳ではないんです。お義母サマごめんなさい)。リボンを最大限に広げ、枝に接触しないよう注意を払う。枝の奥に進めば進むほど視界が枝で遮られ難易度が高まる。そして当たると痛い。ひたすら攻撃されるだけのケンシ○ウ=ワタシ。何この罰ゲーム?ってか、来年からはS字フックでも使うわ。


「来年はもっと大きなツリーが必要だね」と義兄。デンマーク的には飾り過ぎなんですね。わかります。数学的にもアンバランスだわ。


事あるごとにチェックしているが、タンク式になっている土台をこの国でまだ目にしていない。直前までツリーを飾る習慣がないから需要がないのか?何とも残念だ。あれがあるだけで一か月は室内で楽しめると思うのだが。モミの木の香りこそクリスマスの醍醐味なのにな。

12.12.2012

Jul Dekoration

義実家に帰った際のもう一つのイベントは、やはりクリスマスのデコレーションだろう。池のポンプを取り出し掃除をして、凍えた体をグリューワインで蘇らせた後は今度は家の中の番。

屋根裏から運び出したのは衣装ケースいっぱいのクリスマスグッズ。2つあるうちの1つはツリー用(ツリー用だけで1箱もある。ちなみにガッツリ深型だ。)。もう1つから年代物のサンタとか、オーナメントとかがザクザク出て来る。まるで宝箱だ。

ワタシ達も少しずつ集めたいな。怖い系のサンタはいらないけれど。 


この窓のデコレーションは飾らないとお隣さんからクレームが来るとか来ないとか。

12.09.2012

Juletræ



トレーラーでクリスマスツリーを運んでいる車を良く見かけるようになった。、ああ、12月になったのだ。もう少しでクリスマスなのだと、あっという間にクリスマスが終わってしまう前にクリスマスビールを買い溜めしておくべきか否か判断に迷う。Gløggの濃縮原料なら間違いなく買い込むけど。

まぁ、そんなコトはどうでも良くて、義実家に帰省した際に義母のクリスマスツリー選びについて行った。去年は山の中で(勿論許可を得て)切り倒して買って来るという、何ともハードコアなツリー選びだったそうだ。楽しそうだが義母的には結構ツラかったらしく、今年は農場で手に入れることに。

広場にはサイズ別に集められた数々のツリー。 このツリーの枝ぶりがどうの、あのツリーのバランスがどうの、とあれこれ物色するお義母サマ。「奥に切ったばかりのがあるわよ」という売主の言葉で、裏手に回って更にこのツリーを立て、あのツリーを立て、と、どんどん進む。一番奥のツリーまでチェックしに行くのでは?と若干ハラハラしたが、1/3程で納得の行くツリーに巡り合え、ホクホク顔のお義母サマ。


いえいえホクホクなのは、付いて行っただけでツリーを買って貰えたワタシ達夫婦と義妹カップル。小ぶりのツリーでも設置するとワタシの身長くらいありそうだ。その後テラスに設置し、買ったばかりの網状のライトを点ける。家にもよると思うけど、売れ切れてしまう前にツリーは買っておいてもデコレーションは直前までしないとか。クリスマス大好きな義妹はさっそく飾り付けを済ませていたが。

ワタシ達のツリーはというと、笑っちゃうくらいギラギラの星とこれまたハデハデな花綱(ガーランドって言うんですね?) のみ。義父から「もっと飾れば?」とのツッコミが入る程のシンプルさだ。

土台を含め、スーパーやマーケットで買うと結構な値段がするし、今年は引っ越してお金が飛んだからと、ツリーは来年からにしようと決めていたけれど、部屋の中にクリスマスツリーがあるのは嬉しい。うん、やっぱりもう少し装飾品を買い足そう。

12.05.2012

Ønskeseddel

そう言えば今年は頭上にサンタクロース(の飾り)を見かけないな、とか、エッグノックが飲みたくなったらどうしよう?とか、満たされていても求めてしまうのはまだ若い証拠なのか、ただのないものねだりなのか、はたまた各地各国で過ごして来たクリスマスを懐かしんでいるだけなのか。胃袋はクリスマスビールやグリューワインでいっぱいの筈なのに、自らの欲望を制御しきれなくて何だか恥ずかしい。

そんなないものねだりの幸せいっぱいのクリスマスムードの中で、何か足りない訳ではないけれど何故か引っかかって、なかなか受け入れられなかったのが Wish List (Ønskeseddel) だ。デンマークでは自らの欲しい物を詳しくリストアップして家族へ通知させるらしい。ワクワク感半減ではないか。

引っ越して以来、我が家では取るに足りない物だけど必要な物はその都度購入して来たのだが、10月下旬頃から「Wish Listに追加しよう」と彼が言うようになった。別に大層な物でもない、鍋敷きやら、紙ナプキンホールダーやら、ビールグラスやら、大き目の受け皿やらだ。

クリスマスまでまだまだ日があったし、金額的に自分達で買えない物でもなかったしで当初は納得出来なかったのは事実。でも過剰なプレゼント交換は金銭的にも負担になるだろうし、後日お店で返品(というか交換)するのも手間だろう。どうせお金を使うなら喜んで(使って)貰える物贈るべきだと考えが変わって来たのは何となくリストアップした物が全て手に入りそうだと気付いたから。合理的主義万歳だ。

これだけは譲れない。と、ビザが下りそうだと確定したのにかこつけて購入した Georg Jensen のキャンドルホルダー。デザインは Maria Berntsen。これぞ曲線美。シンプルで美しい。

12.02.2012

Adventlys


彼がポインセチア(Julestjerne)を買って来てくれてしばらく経つ。それだけで一気にクリスマス感が増したが、スウェーデンのジンジャークッキーにハマったり、グリューワインでほっこりしたり、それ以上にクリスマスビールを試飲しまくったりと、浮かれていたらいつの間にか第一アドヴェントだ。信仰を伴わないクリスマスは無責任で楽しい。

それと同じくらい楽しみにしているのがチラシ。高い高いと文句を垂れるだけでは脳がないし、こちらの物価にも慣れよう、ローカルニュースにも触れようと、環境にも良くないと分かっていながら、解除したチラシお断りのステッカーの効果は凄まじく強力で、週末ともなると洪水のごとくポストがチラシでいっぱいになる。旅行で家を空ける際にはまた止めた方が良いに違いない。

話が逸れたが、クリスマスリース、ツリーのオーナメント、ツリーに飾る細いキャンドル、そのサポーター、アドベントキャンドル用のキャンドルホルダー、窓に貼るオーナメント、ラッピング紙にリボンにと、各スーパーのクリスマス関連の売り出しには踊らされっぱなしだった。良い消費者である。さすがに一部しか買わなかったが。


クリスマスはどうせ実家に帰るのだからと今年のツリーはやめておく代わりにアドベントのキャンドルはもっさり系。


一番長いキャンドルから火を灯す、長さの違うタイプ。モミだけではチープ感を払拭出来なかったキャンドルの装飾が痛い。手前の塊は適当に丸めたリボン。なかなかコレといった商品に巡り合えずケーキの型かタルト型でも使うか・・・とまで悩んだお盆が見えないのが悲しい。来年はもっとシンプルで洗練された感じを出すぞと、今から自分に言い聞かせてみる。